札幌で単身引越しの相談を受けていると、「レンタカーと赤帽、どっちが安いですか?」という質問は本当によくいただきます。
引越し費用を少しでも浮かせたいとき、真っ先に思い浮かぶのは「レンタカーを自分で借りる」という選択肢でしょう。車を借りるだけなら、一番安上がりな方法に思えます。
しかし、実際の引越し作業は想像以上にハードです。
実際に札幌で引越しの相談を受けていると、「友達とレンタカーで始めたものの、半日経っても荷物が積みきれず、途中でSOSのお電話をしました」といった話をよく聞きます。
思ったより出費がかさんだり、体力を激しく消耗したりして、最初からプロに頼めばよかったと後悔する声を耳にすることも少なくありません。
札幌の街で毎日トラックを走らせ、数多くの単身引越しを見届けてきた私たちが、実際にどこで差が出るのか、現場の感覚でお話しします。
単身引越しの費用比較|赤帽とレンタカーはどちらが安い?
引越しにかかる費用は、単なる「レンタカー代」だけでは測れません。自分で手配する場合、車両代以外にもガソリン代や保険料、手伝ってくれる友人への謝礼など「隠れたコスト」が積み重なっていきます。
一方で赤帽は、運搬のプロと車両がセットになったパッケージ料金です。この「コミコミ価格」の差が、後から大きく響いてきます。
費用の比較表
| 項目 | 赤帽引越し | レンタカー引越し |
| 費用の目安 | 14,300円〜(コミコミ) | 1万円前後〜(雑費込み) |
| 主な労力 | プロが技術面をリード | 全て自分たちで作業 |
| 安心感 | 安心材料が多い(貨物保険・プロの技術) | 自己判断が多く不安が出やすい(慣れない作業・事故リスク) |
| 所要時間 | 早い(数時間で完了) | 長い(手続きや移動込みで丸一日) |
赤帽引越しの料金目安
赤帽北海道の目安では、引越運賃料金は「作業時間2時間以内・運送距離20km以内」で14,300円(税込)です。
(※自社の料金表に基づく。地域や条件、赤帽各社の規定により変わる場合があります)
この料金にはガソリン代はもちろん、万が一の事態に備えた貨物賠償保険も含まれています。プロがパズルを組むように効率よく積み込むため、一度に運べる荷物量も素人が積むより格段に多くなります。
※土日祝は2割増、繁忙期(例年3月中旬〜4月上旬)は別途割増がかかるため、見積もり時に確認しておくと安心です。
レンタカー引越しの費用
軽トラックのレンタル料金は、レンタカー会社や利用時間、時期によって差があります。
そこにガソリン代、免責補償や保険料、場合によっては乗り捨て手数料や冬期料金などの追加費用が加わるため、最終的な総額は見た目より膨らみやすいです。大きな家具があって友人に手伝ってもらえば、食事代や謝礼も必要になるでしょう。
安く見積もっても、合計で1万円前後の現金が出ていく計算になります。
実際はどっちが安い?
もちろん、荷物がダンボール5箱以下で、階段がないならレンタカーが圧倒的に安いです。それくらいであれば、無理にプロを頼む必要はありません。
しかし、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電がある単身引越しなら、話は変わります。数千円の差なら、任せた方が楽だったと感じる方は多いです。
レンタカーは手間だらけ!目に見えない4つの作業負担
引越しの作業は「荷物を運ぶ」だけではありません。事前の荷造りから退去時の掃除、各種手続きなど、やるべきことは山積みです。
自分でレンタカーを手配する場合、主に以下の4つの手間があなたの時間と体力を奪います。
- 店舗まで車を取りに行く・返す手間
- 慣れないトラックでの荷崩れリスク(常に神経をすり減らす)
- 返却時の給油や、渋滞による延長料金の心配
- 慣れない重労働で「丸一日」が潰れ、翌日は筋肉痛で動けない
プロがリードする赤帽の作業なら
赤帽に依頼した場合、重たい家具の持ち方や、トラックの荷台への効率的な積み込みといった技術面は、すべてプロがリードします。
※赤帽は基本的に「軽トラック1台+ドライバー兼作業員1名」でお伺いします。そのため、プロが運搬の技術面をリードしますが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の移動は、基本的にお客様にも一緒にお手伝いいただくスタイルとなります。(手伝いが難しい場合は、作業員2名体制となり追加料金が発生しますので事前にご相談ください)
不慣れな人が運ぶと数時間かかる作業も、プロと一緒なら驚くほどスピーディーに終わります。翌日仕事でも動けるくらい体力が残るため、引越し後の片付けもスムーズに進みます。
札幌という土地ならではの切実な理由
札幌での引越しには、この土地特有の難しさがあります。冬の凍結路面はもちろん、住宅街の狭い路地や雪山で道幅が狭くなった環境での運転は、プロでも非常に神経を使うものです。
実際に、札幌市内で「最初はレンタカーでやるつもりだったけれど、雪が心配で直前に赤帽に切り替えた」というお客様がいらっしゃいました。
その方は、いざ冷蔵庫と洗濯機を階段で運ぶ場面になり、「これは自分たちだけじゃ無理だった…」とこぼしていました。もし自分でやっていたら、結局2人では動かせず、近隣の方に急遽手伝いを頼む羽目になっていたかもしれません。
【プロの豆知識】
札幌市内のマンションは、意外とエントランスや階段の間口が狭い物件が多く、大型家電の搬入にはコツがいります。また、冬場は除雪が入っていない細い路地で軽トラがスタック(立ち往生)しやすい傾向があります。地元の道や雪国の事情を知り尽くした赤帽であれば、こうしたハードルにも柔軟に対応できます。
あなたの引越しに最適な選択肢は?
ここまでの比較を踏まえ、あなたにぴったりの方法を整理します。
☑ 赤帽が向いているケースが多い人
- 一人暮らしで、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電がある
- 引越し作業に慣れておらず、翌日に疲れを残したくない
- 運転に自信がない、または冬の札幌など不安要素がある
☑ レンタカーが向いている人
- 荷物が段ボールだけで、大型の家具や家電がない
- 体力に自信があり、手伝ってくれる仲間を確実に確保できる
- とにかく1円でも安く済ませたい超近距離の引越し
結論:大型家電がある一人暮らしでは、赤帽が向いているケースが多い
自分でやれば安く済むと思っても、レンタカーを借りてヘトヘトになる一日と、プロに任せて腰を痛めずに新生活を始める一日。
結局のところ、これは「体力とリスクをいくらで買うか」という天秤です。その価値の差は、数千円という金額以上に大きいはずです。
見積もりは無料です。「自分でやるつもりだったけど、やっぱりプロに任せようかな」と迷ったら、まずは荷物量や状況だけでもお気軽にご相談ください。荷物量を見ながら、無理のないやり方を一緒に考えます。
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