「引越し費用を少しでも安く抑えたい」
そう願って荷物を減らし始めると、いつの間にかゴミ袋がどんどん増えていくものです。 特に一人暮らしの引越しは荷物の量が料金に直結するため、「これもいらない、あれも捨てよう!」と断捨離に熱が入る気持ち、すごく分かります。
ですが、札幌市内で単身引越しをお手伝いしていると、新居でこんな声を本当によく聞きます。
「あ、これ捨てなきゃよかった……」
費用を浮かせようと必死に処分した結果、新生活の初日から困り果て、結局買い直すことになっては本末転倒ですよね。
今回は、赤帽まるしんサービスの現場で実際に目撃した「処分して後悔しやすい物」を、リアルなランキング形式でまとめました。
なぜ引越し前は「捨てすぎ」が起こりやすいのか?
実際、現場ではこんな理由で捨てすぎてしまう方が多いです。
- とにかく時間が足りない: 箱詰めが終わらない焦りから、「迷ったら捨てる」と極端な思考になりがちです。
- 見積もりを安くしたい: 「荷物の量を減らせば安くなる」という明確な目的があるため、捨てることに正当性が生まれます。
- SNSなどの影響: ミニマリストの動画などに感化され、自分の現実の生活導線を見失ってしまうケースです。
引越し前って、不思議とこういう極端な判断をしがちなんですよね。
「新居に行けばもっとスッキリ暮らせるはず」と、深夜のテンションも手伝ってゴミ袋が山積みになります。
翌日になって「あれ、なんで捨てたんだっけ?」と青ざめる。
これは引越し前の“あるある”ですので、どうか自分を責めないでくださいね。
引越しで“捨てて後悔しやすい物”ランキング
それでは、札幌の引越し現場で聞いたお客様の生々しい声をもとに、後悔しやすい物トップ10を発表します。
荷造りの手を少し止めて、チェックしてみてください。
第1位:延長コード・電源タップ
新居に着いたその日の夜、まず後悔が出やすいのがこれです。
「次の部屋はコンセントの近くに家具を置けばいいや」と考えがちですが、いざベッドやデスクを置くと、大切なコンセント口が完全に隠れてしまうのはよくある話。
「スマホの充電ができなくて、当日の夜にコンビニを3軒回りました…」というお客様もいらっしゃいました。
数百円〜数千円とはいえ、新生活早々の買い直しは地味に痛い出費です。
第2位:カーテン
「窓のサイズが変わるから」と、旧居に置いてきてしまう方がかなり多いアイテム。
サイズが合わなくても、外からの視線を遮るものが初日から一枚もないのは防犯面で危険です。
さらに冬の札幌となれば、窓からの冷気が容赦なく室内に流れ込みます。
過去には「寒すぎて段ボールで窓を塞いで一晩しのいだ」という声も。
数日間をしのぐためにも、絶対に手元に残しておくべき必需品です。
第3位:掃除道具(ワイパー系・コロコロ・雑巾)
荷物を運び出した後の部屋を綺麗にするため、最後まで活躍するのが掃除道具。
「使い切ったし新居用には新しいものを」とその場で処分してしまいがちです。
しかし、家具を搬入した直後の新居は、意外とホコリが落ちています。
「新居に荷物を入れた瞬間」に床をサッと拭けないと、ホコリだらけの落ち着かないスタートに。
使い古しで十分ですので、「新居に直接持ち込む袋」に入れておきましょう。
第4位:工具・ドライバー
引越しを機に家具をバラして、新居で組み立て直そうと考えたとき、手元に工具がなくて立ち尽くすパターンです。
私たち赤帽まるしんサービスでも、家具の解体・組み立ては基本的にお客様にお願いしているため、工具がないと作業ができなくなってしまいます。
洗濯機のホース固定など、当日は「ドライバー1本あって助かった…」となる場面が本当によくあります。
第5位:季節家電(扇風機・サーキュレーター)
「冬の引越しだから、扇風機は荷物になるだけ」と処分してしまうケース。
近年の札幌の夏はエアコンなしでは厳しい日も増えましたが、いざ7月になって買いに行っても手頃な扇風機は品薄になりがちです。
また、サーキュレーターは冬の暖房効率を高めるのに最適。
札幌では年間を通じて大活躍するため、簡単に手放さないようにしましょう。
第6位:来客用の物(予備の椅子・予備の食器)
「どうせ一人暮らしだから」と、自分用だけ残してすべて捨てる失敗例です。
新生活が落ち着くと、友人や心配したご家族が様子を見にやってくる機会が必ず訪れます。
その際、床に直接座らせることになったり、コップが足りなくてお茶を出せなかったりして、申し訳ない気持ちになる方は意外と多いのです。
第7位:書類関係(取扱説明書・保証書・古い契約書)
「今はネットで説明書が読める時代だから」と、ファイルを丸ごと捨てる失敗です。
購入して数年の家電の場合、万が一の輸送トラブルや設置後に不具合が起きた際、保証書がないと有償修理になるリスクがあります。
賃貸の重要書類など、パッと見で何に使うか分からない公的な書類は、迷ったら段ボールの隅に入れておくのが鉄則です。
第8位:突っ張り棒・収納用品
「次の部屋にはクローゼットがあるから、安っぽい収納ケースはいらない」と手放すケース。
札幌の単身向け物件は、奥行きのある「押入れ」タイプであることも少なくありません。
「これ、前の家で使ってたやつだ!」と、古いプラスチックケースが新居の押入れにシンデレラフィットして急に主役になること、本当によくあります。
第9位:充電ケーブル類
「なんのコードか分からないから捨てちゃえ」と処分するパターン。
不思議なもので、数ヶ月後に「あ!あのデジカメの充電器だ!」と必要性が発覚します。
形状が微妙に違うケーブルをネットで探し、余計な出費を払って買い直すのは想像以上に面倒で悔しいものです。
第10位:“とりあえず箱”(ネジ・説明書・謎のパーツ)
最後によくある落とし穴としてお伝えしたいのが、家具の予備ネジや六角レンチが入った、通称・とりあえず箱です。
何の部品か分からないからと捨ててしまうと、「ベッドがガタついたからネジを締め直したい」といったトラブルに対応できなくなります。
小さな袋にまとめたままで構いませんので、まずは新居へ持っていきましょう。
逆に「処分して本当によかった物」は?
捨てすぎて後悔する物がある一方で、「これは思い切って手放して大正解だった」というアイテムもあります。
- 1年以上着ていない服: 「いつか着る」は、環境が変わってもまず来ません。新居のクローゼットを狭くするだけですので、引越し前に手放すのが賢明です。
- 壊れた、または調子の悪い家電: 「引越したらなぜか直る気がする」と期待しがちですが、だいたい直りません(笑)。札幌市の大型ごみは事前の予約制で、混雑時は収集まで1〜2週間かかる場合もあるため、早めの処分手続きを心がけましょう。
- 重すぎる棚や分解できない巨大な家具: 大きな本棚などは新居のレイアウトを激しく制限します。軽くて扱いやすい収納家具が安価で手に入るため、思い切って手放したほうが新生活の満足度は上がります。
荷物を減らすより、「運び方」を見直した方がいい場合もある
札幌市内で毎日のように引越しを見届けているプロとして、本音をお伝えします。
「思ったより荷物が減らなかった」「愛着のある物が残ってしまった」
――それでいいんです。
無理に減らしすぎて、新居で「あれが足りない」と買い直しに追われる。
そんな風に後悔するくらいなら、「必要な物は残して、いかに安く賢く運ぶか」へ視点を切り替えた方が、満足度は圧倒的に高くなります。
私たち「赤帽まるしんサービス」の軽トラックは、驚くほどたくさんの荷物が載ります。
単身の方であれば、軽トラック1台で収まるケースがほとんどです。
「軽トラなんて大した量が入らないだろう」と思われているなら、それは非常にもったいない誤解です。
当日は、経験豊富な私たちがトラックの荷台へパズルのように無駄なく荷物を載せていきます。
「これは載るかな?」と迷う物があれば、捨ててしまう前に一度ご相談ください。
ご一緒に作業しながら、大切な荷物を上手に新居へと運び込みましょう。
まとめ
無理に荷物を減らそうと、焦らなくて大丈夫です。
迷った時は、「新居に引っ越して、半年後の自分がこれを使っているかどうか」を想像してみてください。
それだけで、失敗の数は格段に減るはずです。
まずは現在の荷物のままで、どれくらいの費用で運べるのか、無料でお見積もりしてみませんか? 「捨てるかどうか迷っている家具がある」といった段階でも構いません。 あなたの新しい札幌でのスタートが、後悔のない快適なものになるよう応援しています。
コメント